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時差恋愛 35

Category: 時差恋愛  



道明寺のお母さんと会ったあの日、
寝る間際に道明寺から電話があった。

「今日は疲れただろ。」

「ううん。大丈夫。」

そう言っていつも通り何気ない会話をするあたしたち。
でも、本当は1番聞きたかった事
『お母さん、あたしの事なんて言ってた?』

それなのに、あたしはそれを道明寺に聞けなかった。
いや、正確に言うと、聞かなくても分かったのだ。

道明寺の声を聞けば分かる。
お母さんはあたしたちの事を快く思わなかったのだろう。

道明寺との付き合いはとても幸せで満ち足りていたけれど、心のどこかでいつも覚悟していた。
道明寺は違う世界の人……。

だから、ついにこの時が来たのだと、涙は出なかった。

「また明日電話する。」

「うん。」

いつも電話を切るときの道明寺が言う言葉を、
あたしはあと何回聞けるんだろうと思いながら目を閉じた。






ババァに牧野との事を反対されても
俺の気持ちは1ミリも変わっちゃいねぇ。

一度会ったぐらいであいつの良さを否定されてたまるか。
もう俺も子供じゃねぇ。
人生の選択は自分で出来る。


強気の姿勢で立ち向かう事を決めた俺は、
ババァの事も牧野には話さなかった。
話せばあいつの事だから大袈裟に考えるだろうし、不安にさせる。



いつものように朝オフィスに入りスーツの上着を脱ぐと、デスクの上にレターが置いてあるのが目に入った。
それを手に取ると、すかさず西田が

「急遽、パーティーのお誘いがありまして」
と、そのレターに目線を移す。

「このパーティーはババァが行くんじゃねーのかよ。」

「その予定ですが、司様もご一緒にと社長からレターを受け取りました。」

西田のその言葉にはぁーーーとため息が漏れる。

最近はこういう事が多くなった。
今まではババァだけが出席していればいいパーティーも、俺まで行かされることが多くなった。

会社のトップもそろそろ代替りしてきている。
今から顔を広めて自分の代になった時のお膳立てが必要なのだろう。

「今日はどれぐらい出席する?」

「300名ほどだと聞いておりますが、堂前会長もお見えになりますので、もう少し増えるかと。」

堂前会長といえば、日本の企業トップを牛耳るジジィだ。
会長に目を付けられると、その後の仕事がやりにくい。

「しょーがねーな。何時からだ?」

「8時からです。」

西田のその言葉を聞いて、
牧野とのデートはキャンセルか……と
また深いため息をついた。



応援よろしくお願いします★

コメントにはお返事させて頂いておりませんが、毎日とても嬉しく読ませて頂いております。
久しぶりの更新にも関わらず、たくさんの方からのメッセージ嬉しかったです。
ありがとうございます!
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司をこよなく愛する管理人の妄想サイト。

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