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雑記

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こんにちは、『司一筋』の管理人です。

ブログ再開後、たくさんの方にまた訪問して頂きとても嬉しいです!

『エンドライン』いかがでしょうか。
原作では、漁村に行ったつくしを司は割とすぐに追いかけますが、
もし、それが何らかの理由で追いかけなければ……と。

月日がたった二人は、もうとっくにエンドラインを超えていると思いこんでいますが、ちょっとした出来事で歯車はまた動き出しました。


司とつくしを書くにあたって、私なりにこだわっている部分もあります。
それは、原作にもドラマにも共通しているのですが、
つくしから想いを聞き出すときの司は、
必ず、まずは自分の気持ちを伝えます。

エンドライン20にもあるように、
「じゃあ、俺だけに言ってくれよ。
……俺はおまえが好きだ。……おまえは?」

というように、
「俺を好きか?」
と、聞くときは、まずは
「俺はおまえを好きだ。」
と、想いをぶつける司。

その男らしさと潔さに何年たってもキュンとします。
そんな司をここでも表現していけたらと思っています。


エンドライン、終盤に入ってきました。
どうぞこの先もお付き合いよろしくお願い致します!



ランキングに参加させて頂いています。
ありがたや、ありがたや〜。
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 2019_08_29





牧野の手を引き店を出る。

通りは仕事を終えたサラリーマンやこれから飲みに行く若い奴らで溢れている。
その合間を縫うようにして歩くと、時々牧野との手が離れそうになり、俺は指を絡めて強く握りなおした。

横断歩道で止まり牧野に視線を移すと、俺の方を全然見ようとしねえこいつ。
突然連れ出してきたから、牧野は上着も手に持ったままだと今更気付き、俺はその上着を奪うと、
「寒いから着てろ。」
と言って牧野に着せた。

一瞬だけ手を離さなきゃなんねー事が惜しくて、着せたあとはすぐに手を繋ぎなおす。
そして、店を出てからずっと考えていた事を牧野に言った。

「ホテルに行くか?」

その言葉に思いっきり目を泳がせたこいつを見て、自分の失態に気付く。

「いやっ、そういう意味じゃねーんだよ。
ホ、ホテルっつーのはメープルの俺のプライベートルームに行くかって意味で、別にやらしい意味で言った訳じゃねーよっ。」

俺の必死の弁解に、ようやくいつもの睨みをきかせた顔の牧野が言う。

「分かってるし。」

「お、おう。」

「あたしはどこでもいい。
そこの喫茶店でもいいし。」

そう答えるこいつにはっきり言ってやる。

「俺はやだ。
おまえと二人きりになれるとこに行きてぇ。」





タクシーをメープルホテルのVIP専用入り口に付け、そこから最上階のプライベートルームへ上がる。

「なにこれ……。」

「すげぇだろ?」

「信じらんない………」

俺専用のエレベーターは、動き始めると庫内が暗くなり、宇宙空間が再現される仕組みになっている。
月、星、惑星、360℃が光り輝く。

それを驚いた顔で見つめる牧野に
「もっとすげぇもん見せてやる。」
そう言ってエレベーターを下りた。


メープルの最上階は道明寺ファミリーのプライベートルームになっている。
通常のエレベーターからは上がることが出来ない仕組み。
一応、ババァや姉ちゃんの部屋もあるが、日本のメープルはほぼ俺しか使っていない。

そのプライベートルームの扉を開くと、足元を照らすだけのライトがあるだけで、部屋は真っ暗。
そこに足を踏み入れた牧野は、
「えぇー、凄い……。」
と、呟いた。

暗い部屋一面に、東京の夜景が広がっている。
それだけで充分部屋が明るくなるほど眩い光たち。

「綺麗……。」

「気に入ったか?」

「うん、凄いね。」

窓に近付いて夜景を見つめる牧野の目がキラキラと輝いている。
そんなこいつの頬に思わず手を伸ばした俺に、牧野はビクッと身体を震わせた。

「牧野。」

「ん?」

「おまえがさっきダチに言ってた事、ほんとか?」

「……。」

「他の奴には言えて、俺には言えねーのかよ。」

「違うっ、そーじゃないけど、」

「じゃあ、俺だけに言ってくれよ。
……俺はおまえが好きだ。…おまえは?」

「……うん、……あたしも道明寺が好き。」

こいつからやっとその言葉が聞けて、全身が痺れていく感覚に襲われる。

「牧野。」

「ん?」

「…いいよな?」

「え?」

俺を見つめる牧野を引き寄せて、その唇にキスをする。

ゆっくりと優しく何度か重ね合わせたあと、
一度離して牧野の目を見て言ってやる。

「俺も同じだから。
おまえとまた離れる事になったら堪えらんねぇ。だから、もう、俺から離れるな。」

無言で小さく頷く牧野に、今度はありったけの想いをぶつけるように唇を重ねていく。

「…んっ、……くちゅ………ん……」

牧野から漏れる甘い声。
柔らかい唇の感触と、夜景で光る潤んだ目。
やべぇ、抑えがきかねぇ。

「…ん、…道明寺…」

「……くちゅ……ん?」

「待って……、ねー、……待って道明寺」

キスだけじゃ足りなくて、側にあるソファに牧野の身体を押し倒し首筋に顔をうずめ、右手は服の上から膨らみを捉えていく。

1つボタンを外せばたぶん胸の膨らみが見えるだろうそのブラウスに手を伸ばした時、
「道明寺、」
と、愛しい女が呼ぶ。

「どうした?」

「……。」

「牧野?」

「…シャワーに入ってからじゃダメ?」

消え入りそうな声でそんな事を言われたら、落ちない男はいねぇだろ。






牧野のお願いを聞き入れて、プライベートルームにあるシャワーをお互い使い、部屋にあるバスローブ姿になった俺達。

「ぷっ……ブカブカじゃん」

「だって、あんたが大きすぎなんでしょ」

俺のバスローブを着た牧野は、手も膝も隠れるほどブカブカ。
それが無茶苦茶可愛くて、
牧野の身体を横抱きに抱き上げると、そのままベッドルームへ直行。

「もう、待ったなしだからな。」

「…分かってる。」

そんな言葉を合図に俺達の初めての夜が始まった。




誰もが、産まれたての赤ちゃんや、ふわふわとした子犬が無条件に可愛いと思うのと同じように、
俺にとって牧野のすべてが愛しくて可愛い。

想像以上に女らしい身体、抑える声、恥ずかしがる仕草、どれをとっても極上で、
どれだけ惚れてるんだよと自嘲する。


やっぱこいつは、俺にとって最初で最後の女なんだろうなと感じながら、夜が更けていった。



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司一筋

Author:司一筋
花より男子の二次小説サイトです。
CPはつかつくオンリーです。
司をこよなく愛する管理人の妄想サイト。

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