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ババァに聞かれた
『再婚したいの?したくないの?』
という言葉と、
つくしの独り暮らしをするという話で、俺の決意は固まった。

もう一度、あいつにプロポーズする。


つくしが望まないのなら結婚にこだわらない。
このままあいつと今のままの関係でいい。
そう思っていたはずなのに、
触れれば触れるほど離したくなくて、
近付けば近付くほど俺のものにしたい。

つくしと出会ってからずっと、その気持ちは何ひとつ変わってねぇけど、でも、
7年前の失敗はもう繰り返さない。







つくしの勤務が休みだという日、俺の仕事終わりに俺の部屋で会う約束をした。
この日のために極上のワインと、らしくもねぇキャンドルまで用意して2度目のプロポーズを決行…………

の予定のはずが、夕方を少し過ぎた辺りにつくしから携帯に着信があった。
タイミング悪く、重役会議の真っ最中。
一時間遅れでかけ直すも繋がらない。

その30分後にかかってきたつくしからの電話に俺は耳を疑った。

「お母さんから会いたいって電話がきたの。」

「あ?」

「今からうちに来るって!」

電話の向こうで慌てた様子のこいつに、俺はまだ話がのみ込めねぇ。

「おまえの母親がおまえに会いたくて家に来るって?……クックッ……一緒に住んでるだろおまえら。」

つくしがちんぷんかんぷんな事を言い出したから、思わず笑った俺に、

「違うっつーのバカっ!」
と、すげー怒りだすつくし。

「あたしのママじゃなくて、おんたのお義母さんに決まってるでしょ!」

「……あ?……ババァが?」

「そう。さっき突然実家に電話がかかってきて、話があるから後でお邪魔しますって。
なに?なんだろう、話って。
あんたが雑誌でペラペラ喋ったから怒ったのかな?
あたしたちのこと反対しに来るのかな?
どうしよ………道明寺………どうしたらいい?」

珍しく弱気なつくしに、
「……大丈夫だ。」
と、自分自身にも言い聞かせるように俺は言う。

「ババァがどんな目的でおまえに会いに行くかはわかんねぇけど、俺たちのことはちゃんと説明したし、ババァも反対してねぇ。
俺もすぐにそっちに向かうから、おまえも心配すんな。
おまえの両親にもそう伝えてくれ。」

「……うん。分かった。……待ってる。」


ババァがつくしと両親に会いに行く?
俺に黙って、何をするつもりだ……。

俺は西田に「このあとの予定はキャンセルだ。」
そう告げると、車のキーを握りしめエレベーターに乗り込んだ。






つくしの実家の前に着くと、そこにはババァ専用の車が停まり中には運転手が待機していた。
俺に気付いた運転手は慌てて車から降り頭を下げる。

「いつからここにいる?」

「15分ほど前に到着致しました。」

「ババァ………社長は?」

「中に入られております。」

運転手のその言葉を聞いて俺はつくしの実家の玄関へと急いだ。
扉の横にある小さなインターフォンを押そうと手を伸ばしたその時、中からつくしの両親のでかい声が聞こえた。


「やめてくださいっ!」
「そんなっ、困りますっ!」



俺はその声を聞いて、インターフォンを押すことも忘れ、玄関の扉を思いっきり開くと、土足で部屋へと入っていった。





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 2016_04_29







ババァから意外なことを聞いて一瞬戸惑ったが、ババァのその言葉に嘘はないだろう。

つくしとの仲を反対されたのは付き合い始めた頃の一時期だけで、その後は俺とつくしの仲を黙って黙認してきたババァ。
そして、結婚してからは俺が想像もしてなかったほど良好な関係を築いていた二人。

俺がつくしと別れるとババァに言ったときは辛そうな顔をしたのを今でも覚えている。
だから、今目の前で少しだけ口角をあげているババァを見ると、俺の選択は間違えじゃなかったと改めて思った。


「彼女とはどこまで話が進んでいるのかしら?」

「…………あ?なんのことだ?」

「……なんのことって、あなた、再会して半年も経つのにまさか将来のことについて何も話してない訳じゃないわよね?」

「将来のこと……」

小さくそう呟いた俺に、ハァーーっとため息を漏らすババァ。

「海外30か国で売られてる雑誌で堂々と愛の告白をしたんだから、それなりに話が進んでいると思いきやあなたって人は……。
彼女とはお付き合いしてることは間違いないのよね?」

「ああ。」

「それはもちろん再婚も考えてってことでいいのよね?」

ビジネストークさながら強い押しで攻めてくるババァに返す言葉がすぐに見つからない。

「それは、だから、……そのぉ、」

「彼女が拒否してる?」

「いや、そーじゃねーよ、」

「まさか、あなたが?」

「違うっつーの!
だからっ、……まぁ、……、
なかなか言い出せねぇつーか。
……あいつが望んでねぇなら結婚にこだわらなくてもいいと思ってる。
今の関係で、このままあいつと過ごせれば俺はそれで満足だからよ。」

そう言った俺を、すげー驚いたような顔で見つめながらババァが言った。

「よく言えば大人になったというのかしら。
でも、悪く言えば、詰めが甘い。
仕事も恋愛も同じ、最後にサインまで貰わなければ、後々逃げられても文句は言えないわよ。」

ババァの言ってることがいまいちピンとこねーけど、

「司、あなた自身の本音はどうなの?
彼女と再婚、したいの?したくないの?」

そう聞かれれば即答だ。

「してーに決まってんだろっ。」









その夜、自分の部屋のベッドの上からつくしに電話をすると、
「もしもし。」
と小さな声。

「俺だ。」

「ん。ちょっと待って。」

そう言ってバタバタと音がしたあと、
「ごめんね。お待たせ。」
と、また電話に出るつくし。

「おまえ、また外に出たのかよ。」

「だって、家の中で話してたらパパにもママにも丸聞こえだもん。」

「けど、こんなに遅い時間に外に出るなよ。」

「外って言っても玄関の前だから大丈夫。」


こいつは俺との電話の時、いつも家族に聞かれないよう外に出るのが常。
危ねぇからやめろと言っても、大丈夫だと言うし、俺も少しでもいいからこいつの声が聞きてぇから仕事終わりの遅い時間のラブコールをやめられない。

「寒くねぇか?」

「うん。」

「明かりは付けてるよな?」

「フフ……大丈夫。」

クスクス笑うつくしの声を聞くと、堪らなく会いたくなる。
そんな俺に、突然こいつが言った。

「道明寺、あたし独り暮らししようと思うの。」

「独り暮らし?」

「ん、実家でお世話になる年齢でもないし、それに、独り暮らしなら、こうして電話にも困らないし。
それに、会いたいときに会えるでしょ。」

最後の方はこいつらしく、照れ隠しで早口で言いやがる。

「会いたいとき、いつでも会いにいっていいのかよ。」

「ちゃんと連絡してからね。」

「俺は毎日、おまえに会いてぇーんだけど。」

「……考えとく。」


こいつが独り暮らしをしたら、たぶん俺は毎日でも会いに行く。
電話なんかじゃ足りなくて、顔を見れない日は切なくて、7年分を埋めるかのように愛したい。


ただ、それはつくしが独り暮らしをしたからって解決できる問題じゃねぇ。
結局は、俺はおまえとの将来をただひとつの結論でしか満足出来ねぇ男だから。

「なぁ、つくし。
独り暮らしのことはもう少し待ってくれ。
おまえに大事な話がある。」





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 2016_04_28







その夜、いつもより早めに邸についた俺に、
「奥さまが書斎でお待ちです。」
と、固い表情のタマが出迎えた。

ネクタイを少しだけ緩めゆっくりとババァの書斎に向かい扉をノックすると、中からどうぞと声がかかる。

部屋を開けるとデスクの向こう側から俺を見るババァ。

「遅くなりました。」
そう言って近付くと、ババァのデスクの上にはあの雑誌が置かれていた。

「インタビュー記事、全部読んだわ。」

「…………。」

「打ち合わせとは違ったようね。」

取材の2週間前に、あらかじめ質問事項は打ち合わせ済みでババァの方にも伝わっていたはず。
だが、そこには今回のようなプライベートな事柄は書かれていなかった。

「記者に質問されたので答えたまでです。」

「あなたがプライベートな事を自ら赤裸々に告白したと?」

「隠すことではないので。」

そう答えた俺に、少しだけ口角をあげたババァは、
「あの記者の挑発にのって張り合ったって訳ね。」
と、笑った。

「あの記者のこと、知ってんのか?」

「ええ、7年前もあなたにインタビューして散々な事を書いてくれたわよね。
あの記事は賛否両論あったようだけど、辛口の記事が海外誌にはうけて、今の会社に転職したらしいわ。」

ババァがそこまで知っているとは知らなかった。

「今回も不本意ながらあの記者の出世を助けることになりそうね。
今までの歴代部数を越える勢いだそうよ。」

その事はネットでも見た。
今日発売の雑誌は大きく売り上げを伸ばし、増刷も決まったらしい。

「道明寺の株価にも影響がある発言は、事前に報告して欲しいわ。」
そう言いながら雑誌をパラパラとめくり、

「道明寺HDの若きトップのハートを射止めるのは、今も昔もただ一人の女性?
存在そのものを愛してると道明寺司に言わせるほどの女性とは?」

と、雑誌の見出しを棒読みで読むババァ。

自分で愛してると言っておきながら、改めてババァに声に出して読まれると居たたまれないほど恥ずかしくなり、ババァから目線を反らし首をポキポキと鳴らしている俺に、

「付き合ってる女性とは、つくしさんのことね?」
と、まっすぐに俺を見つめるババァ。

「……ああ。」

「いつから?」

「半年前。
倒れて救急車で運ばれた病院にあいつが勤めてた。」

その言葉に、
「やっぱり会ってたのね。」
とババァが呟く。

「知ってたのかよ、あいつがあの病院にいるって。」

「ええ。……彼女が研修を終えてあの病院に勤務してることは知ってたけれど、どこの科にいるかまでは知らなかったわ。
偶然にもあの病院にあなたが運ばれて、もしかしたら……とは思っていたけど、私が口出しすることではないし。」

ババァはそう言ってデスクの一番下の引き出しからファイルを取りだし、俺の方へ差し出す。
それを受け取った俺は、そのファイルを開くと、

そこには牧野つくしに関する情報がまとめられていた。

その日付は、俺と別れてから数日後から始まり、
あいつが晴れて医者として勤務することになった日まで約4年分。


「あいつのこと、調べてたのかよ。」

「…………。」

「何が目的だよ。
俺に近付けさせないように見張ってたのかっ?」

写真付でまとめられたそのファイルを見て怒りが沸き上がる俺に、ババァは意外なことを呟いた。


「勘違いしないでちょうだい。
会いたかったのは自分だけだと思う?」

「……あ?」

「彼女に会いたいと思ってたのは、私だって同じよ。」






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 2016_04_25







仕事を終えて、ようやく心待ちにしていたつくしとの時間。
車で病院まで迎えに行くと、手には買い物袋を持ったつくしが待ち合わせ場所に立っていた。

「遅くなってわりぃ。」

「全然、平気。」

そう言って荷物ごと助手席に乗り込むつくし。

「なんか買ったのか?」

「うん。仕事早く終わったからそこのスーパーで買い物したの。
道明寺、ご飯は食べた?」

「いや、まだだけど、」

「簡単にたらこスパゲッティーにでもしよっか?」

そう言って俺を見つめるこいつを見て、ふいに昼間の取材を思いだし軽く視線を反らす。
すると、そんな俺に勘違いしたのか、

「たらこスパゲッティー嫌だった?」
と、聞くつくしが可愛くて、思わず助手席にいるこいつを引き寄せて腕の中に閉じ込めた。

「……道明寺?」

「ん。」

「どうかしたの?……なんかあった?」

「いや、なんもねーよ。
ただ…………、」

「ただ?」

途中で話すのを止めた俺に心配そうに聞き返すつくし。

「なぁ、つくし。」

「ん?」

「どんなことがあっても俺はもうおまえを離したりはしねーから、だから、おまえも絶対俺から離れるな。
誰に、何を言われても、俺のことだけ信じろ。
いいな?」

突然、そんなことを言えば、こいつを不安がらせることは分かってる。
けど、今日のインタビュー記事が世間に出れば昔のようにまたバッシングを受けるかもしれない。
そして、それが理由でまたこいつを苦しめることになるのでは…………。

今更だが、昼間の自分の発言を後悔している。
結婚にこだわらず、俺はつくしと永遠に一緒にいることだけを願っていたはずなのに。

そんな俺の気持ちを見透かしているかのようにつくしが言った。

「道明寺、あたし、これでも昔よりは数倍強くなったよ。
だから、誰に何を言われても負けない。
あんたと別れてあれ以上の苦しみはないって分かったから。
だから、あたしは大丈夫。心配しないで。」

「つくし……」


こいつからの言葉も、車の中で交わされるキスも、俺の脳を痺れさせるほどの幸せ。








それから1か月後、例のインタビュー記事が雑誌に掲載された。
オフィスに着くと、俺のデスクに一冊置かれているそれをパラパラとめくると、予定通り6ページ写真入りで載っている。

内容は、こちらの圧力もあってか、今抱えている商談に有利な方向で話が纏められたビジネストークと、最後の1ページはプライベートなもの。
そのページの中盤には俺の写真と、
『今でも想い続ける一人の女性』と、
大きな見出しが貼られていた。


「いかがですか?」

雑誌に目を通していた俺に、西田が声をかける。

「ああ。問題ねぇ。」

「社長から早速お電話が入っておりますが。」

「仕事が終わったら早めに邸に戻ると伝えてくれ。」


予期していたことだ。
この記事が出れば、ババァが黙っちゃいない。
ババァがどんな態度に出るかは俺でさえわかんねぇ。
ただ、もしも反対されても俺の気持ちはかわんねぇ。



ババァとの直接対決を夜に控えた俺。
だが、雑誌掲載後の周囲の反応は意外にもでかくて、朝からオフィスの電話が鳴りっぱなし。
ネットの検索ランキングでも堂々の上位だ。

つくしの顔写真はほとんど載っていないが、それでも俺との高校時代の運命的な出会いから、熱烈な俺からのアタック、結婚まで、シンデレラストーリーが綴られている。

そして、今でも俺が愛してると言ったことから、
世間の女たちからは『羨ましい』といったコメントばかり。


「支社長、世間では凄い騒ぎになってます。」

書類を俺に渡しながら西田が言う。

「らしいな。」

「わが社のホームページもパンク状態です。」

「マジか。」

「下にもマスコミが押し寄せています。」

「暇なのかよ。」

渡された書類に目を通しながら、西田の言葉にそう答えていると、突然こいつが大きな声で
「支社長っ。」
と呼びやがった。


「なんだよ、でけー声出すなよ。
つーか、西田、おまえそんな声出せるんだな。」

初めて聞いた西田のでけー声に、おもわずクックッと笑っちまった俺に、なぜかこいつは不機嫌そうに言った。

「支社長、酷いです。」

「あ?」

「水くさいです。」

「あ?……水道がおかしいのか?」

噛み合わない会話にますます苛立つ西田。

「違いますよっ、そういう事じゃなくてっ、
どうして私に話してくれなかったんですか。」

「何がだよ。」

「だから、つくしさんのことです!
お付き合いしたときから結婚するまでも、私は何度も支社長の相談にのってきたじゃないですか。」

「…………。」

「まだ支社長がつくしさんを想っているなら、それを私に相談して頂ければ、なんとかしてお力になったのに。」

「…………。」

「今からでもつくしさんに想いを伝えに行きましょう!」


感情を表に表さないいつもの西田は不気味だが、こんなに熱く熱弁する西田は、もっと…キモい。

「支社長っ、」

「西田。分かったから落ち着け。
恋愛についておまえの力を借りた覚えは全然ねーけど、でも、おまえがそう言うならまぁ、いいか。
とにかく、つくしのことは大丈夫だ。俺に任せろ。」

そう言うと、黙ったまま俺の方に1歩近付く西田。
そして、低い声で言った。

「支社長、もしかして、すでにつくしさんと再会してるのですか?」

「……ああ。」

「いつです?」

「半年ぐらいたつか、」

そこまで言った俺に、今日一番のでかい声で西田が言った。


「支社長っ、酷いですっ!」





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 2016_04_24







「道明寺さんの現在の彼女である坂東ともかさんについてお聞かせください。」

そう言って俺をまっすぐ見つめるこの男の目は、昔と変わっていない。

「坂東さんとは結婚間近だという噂が流れていますが、本当でしょうか。」

「いえ、事実ではありません。」

きっぱりとそう答えた俺を好奇な目で見返してくる。

「では、結婚のご予定は?」

「ありません。」

「坂東家と結納を交わしたという情報も流れていますが、それについては?」

「事実無根です。」

間髪入れず即答する俺に、困ったなぁ……と苦笑ぎみに笑った男は、
「では……、結婚のお話は聞けないようですので、せめてフィアンセについて支社長の口からコメントを頂けませんでしょうか。」
と言ってきた。


昔もこの男から同じような質問をされたことがある。
『奥さまについて、支社長の口からコメントを頂けませんでしょうか。』
そして、口を開こうとした俺にこの男は、
一般家庭の奥さまとの結婚生活にズレはないか、
家柄の格差についてはどう思っているか、
そんなことを次々とぶつけてきた。


7年たった今、この男は俺の『フィアンセ』について何が聞きたいというのか。


「どのようなことでしょうか。
私の話せる範囲でしたら、何でもお答えします。」
そう告げる俺に、嬉しそうに姿勢を正す男。

「では、坂東ともかさんとの出会いは?」

「3年ほど前に仕事の関係でともかさんの父である坂東事務次官と食事をご一緒しまして、その時に初めてお会いました。」

「その時の印象は?」

「明るくて、気さくな方だと。」

「そうですか。
では、その時からのお付き合いだということですね?」

「ええ、まぁ。」

「ともかさんは建設事務次官のご令嬢ということで、道明寺家にとっては嬉しいご縁ではないでしょうか。」

「坂東事務次官と知り合えたことは光栄ですし、ともかさんともいいお付き合いをさせて頂いています。
そして、僕もいい年ですので、結婚についてもある程度考えています。」

「では、ともかさんというフィアンセが、道明寺支社長の奥さまになる日はそう遠くなさそうですね?」

この男は、最後に結婚の二文字をどうしても俺の口から絞り出したいらしい。
それなら、期待にそってやるしかねぇ。


「何か勘違いされているのでは?」

突然の俺のその質問に、
「……え?」
と、聞き返す男。

「私は、坂東ともかさんがフィアンセだとは一言も言ってませんが。」

「え?……ですが……」

「坂東ともかさんとはお友達としていいお付き合いをさせて頂いておりますが、それ以上の関係ではありません。」

「ですが、結婚を考えていると……、」

「ええ。私には結婚を考えていると女性がいます。」


聞きたかった『結婚』という二文字がまさかの展開で、そこにいるスタッフがどよめき出し、男も険しい顔つきで身を乗り出してくる。

「道明寺支社長、どういうことでしょうか。」

「そもそも、勘違してるようですが、坂東ともかさんと男女のお付き合いしてる事実はありませんし、私には好きな女性がいます。」

その言葉にますますどよめくスタッフ。

「その女性とは?」

「あなたも知っていると思いますが?」

逆にそう聞いてやると、男は固まったまま動かない。

「私の知ってる女性ですか?」

「ええ。よく知ってると思います。
家柄、家庭環境、資産状況まで細かく調べあげたようですからね。」

「…………。」

「そして、私に聞きましたよね?
それでも、彼女が好きかって?」

そう言う俺に、男はようやく話が繋がったようで、驚いた顔で見返してくる。

「まさか、もしかして、……別れた元の奥さま?」

「ええ、そうです。」

この展開は誰が予想しただろうか。
オフィスの入口に立つ西田でさえ、顔が動揺してやがる。

「別れたのは確か7年まえですよね?」

「ええ、7年たちました。」

「いまだに、道明寺支社長は別れた奥さまのことを想っていると?」

「そうです。
いまだに……という表現はどうかと。
俺はあいつに出会ってからずっと想い続けています。
あの頃は若いがゆえ、あいつを守りきることが出来ず手離したけど、
それでもそれが俺なりの守り方だったと思ってます。

あの頃も、今も、あなたの質問に俺は同じ言葉で答えます。

家柄?資産?教養?
そんなの必要ねぇ。
俺はあいつという存在そのものを愛していますから。」




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 2016_04_22






俺は獲物をひたすらどこまでも追いかける猛獣だが、
姉ちゃんは鋭い勘と嗅覚でゆっくりと近付き、いつの間にか確実に仕留める天才だ。

「司、あんた好きな人出来たの?」

久しぶりに邸での夕食。
ババァと姉ちゃんと俺が揃ってるところで落とされた爆弾。

「あ?……なんでだよ。」

「顔見れば分かるわよ。
時々、ふにゃ~って緊張感ゼロの表情してるでしょ。」

それがどうして恋愛に結び付いたのかは謎だが、
いつの間にか姉ちゃんの獲物となっていた俺。

「で?付き合ってるの?」

「…………ああ。」

「…………へぇー。
いつから?」

「3ヶ月くらいか。」

「…………へぇー。」

聞いてきた割りには興味ねぇような、不機嫌な返事。
つくしのことは隠してるつもりはねぇ。
けど、あえて言うつもりもねぇ。

道明寺という家のことであいつに重荷は背負わせたくねーし、昔の二の舞は絶対踏まない。
結婚とか、家柄とか、世間体とか、
全部関係なく、
男として、俺自身だけを見てほしい。


「その子のこと、本気なの?」
いつになく、真剣にそう聞く姉ちゃん。

「ああ。」

即答する俺を見て、なぜだか、寂しそうに姉ちゃんが言った。
「司に好きな人が出来て良かった。
うまくいくといいわね。」







それから3日後。
今日のオフィスは午後から慌ただしく人の出入りがあり仕事どころじゃねぇ。

予定していた経済紙の取材を受けることになり、スタッフがカメラの配置や小物のセッティングに忙しく動き回っている。

経済紙に6ページもの特集を組んでインタビューを受けるということは、他の奴等なら小躍りするほど喜ぶことだろーが、俺は金にならない取材は受けねぇ。

目下、商談中の案件が3つあり、それに優位になる質問を受けるということで今回の取材もしぶしぶ承諾したまで。

早くかったるい取材を終わりにして、夜会う予定のつくしを迎えに行きたいと、脳内は早くもあいつ一色の俺の目の前に現れたのは、濃紺のスーツに身を包んだ忘れもしない男の顔だった。

「お久しぶりです。道明寺支社長。」

そう言って俺に頭を下げた男は、日本の最も有名な経済紙の記者で昔取材を受けたことがある。

「その節はどうも。
今日はどうしてここに?」

そう聞く俺に、

「今はこの会社の記者をしてまして。」
と、得意そうに言う。

今日取材を受ける雑誌は海外で最も発行部数が多い経済界のトップ紙。
そこに移ったということは、やはりかなりこの男は切れ者だということか。

「今日は3時間いっぱい支社長にお話をお伺いしますのでよろしくお願いいたします。」
そう言って笑うこの男の顔が、昔の嫌な記憶を蘇らせる。




この男の取材を受けたのは7年前。
つくしと結婚していた頃だった。
周囲の波風が荒く、つくしが邸に引きこもり始めた頃。

取材の終盤、結婚生活について聞かれ、順調だと話す俺に、この男は悪意に満ちた質問をぶつけてきた。

つくしの家柄、資産、道明寺の嫁としての資質。
子供についても、つくしの体に問題があるからではないかと。
あの鉄火面の西田でさえ、顔色を変えるほどの内容だったが、かえってそんな西田を見て俺は落ち着いた。

ここで怒れば、この男の勝ちだ。
この男の挑発に乗るものか。
そう思い、なんとかこらえたが、腹の中は煮えくり返るほど怒り狂った。




そんな過去に因縁のあるこの男なら、きっとまた何か仕掛けてくる…………。
取材が半分を過ぎた頃、その俺の勘は徐々に現実になっていった。




「道明寺さんの現在の彼女である坂東ともかさんについてお聞かせください。」






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 2016_04_20





諸事情により、更新が遅れております。
申し訳ありません。
環境が整いましたら、更新していきますが、しばらく毎日のアップは難しいかもしれません。

ゆっくりお付き合いお願いいたします。

司一筋



 2016_04_18







つくしとの付き合いは順調にいっている。
7年離れていたのが嘘のように自然で、7年よくも離れていられたなと感じるほどに愛しい。

そしてこいつと一緒にいると、恋愛というものがつくづく厄介なものだと思い知らされる。
携帯を見る回数は倍増、時計とにらめっこすることも多々、会議中もふと突然脳裏に出現するつくしに顔を緩ませると、重役たちに怪しまれる日々。

そんな幸せな生活に俺は心から満足してる。

出来ることならあいつと一緒に暮らしたい。
出来ることなら、もう一度同じ姓を名乗りたい。

けど、過去の経験から多くを望まないことにした。
つくしが側にいてくれるだけでいい。
俺のとなりで笑ってくれればいい。

そんな俺も今年で30才を迎える。



「支社長、再来月のスケジュールです。」

いつも通り西田との打ち合わせ。
数ヵ月先のスケジュールが書かれたファイルを渡されて目を通すと、かなり雑誌の取材が入っている。

「どうにかなんねーのかよ、この無駄な時間は。」

「これでも、数社に厳選して取材を受ける予定です。
支社長の30才の誕生日を迎えるにあたり、各社支社長のインタビュー記事をメインに持ってこようと必死のようです。」

そういうことか。
自慢じゃねーけど、俺の記事が載れば部数が3割伸びると言われている経済紙。
俺の30才の誕生日に合わせて特集をくみたいのは当たり前の話か。

「同じこと話すのはめんどくせぇから、一番部数が多くて、影響力のある一社に絞れ。」

「わかりました。」









その夜、久しぶりに明日が休みのつくしが俺の部屋に来た。
小さな鍋を囲んで遅めの夕食を食って、
「泊まっていくだろ?」
俺のその言葉に、当たり前のように、
「ううん。」
と、首を振るこいつ。

「あ゛?」

「道明寺、恐い。」

あたりめぇだろ。
久々にゆっくり二人で過ごせるっつーのに、即答で断りやがって。

「泊まってけ。」

「んー、でもなぁ、」

「なんだよ、」

「見たいテレビがあるから、今日は帰る。」

「……てめぇ。」

この女はそういう女だということをすっかり忘れていた。
こいつにかかれば、俺はテレビにさえ勝てねぇ。

「おまえ……」
ジロッと睨み付ける俺に、

「道明寺、だから……恐い。」
と、目線をそらす。

「ここで見ればいいだろ。」

「あんたと一緒にいてゆっくり見れるとは思えない。」

確かにゆっくり見させてやる自信はねぇ。

「なら、録画しておけよ。
明日の朝でも見ればいいだろ。」

「録画出来るの?そんな機械どこにも見当たらないけど。」

「テレビ台の下開けてみろ。録画だけじゃなく、
最新のオーディオプレーヤーもホームシアターも揃ってる。」


自慢じゃねーけど、この部屋には国内外の選りすぐりの機材が揃ってる。
おまえの見てぇテレビをそこに写すのが勿体ないくらいの代物だっつーことを分かれっ。

そう思いながら、自慢げに鼻で笑った俺に、
テレビ台を開け中を見ていたつくしが、
「へぇ~~~。」
と、腕を組み、大きく頷いている。

そんなつくしに俺も調子に乗って言った。

「すげぇだろ?音も画像もそこらの映画館より遥かにいいぞ。」

「へぇー、それは凄いねぇ。
さすが、お坊っちゃん。」

そう言うつくしの目が笑っていない。

「……なんだよ、その棒読みせりふは。」

「心から感心すると、こんな棒読みになっちゃったの。
お坊っちゃんは、こんな最新の機材を使って何を観てるのかと思ったら、やらしいビデオだったって訳ね。」

そのつくしの言葉に、慌てて俺もテレビまで駆け寄って中を覗くと、律儀にパッケージのまま綺麗に並べられたエロビデオの数々。

「これが自慢のホームシアター?」

「いや、だからっ、」

「そこらの映画館より遥かにいい?」

「つくし、誤解すんなっ、」

「変態。」



俺はこのときほど総二朗とあきらを恨んだことはねえ。
あいつらがここに来るたびに持ってくるビデオたちは、それこそ国内外の選りすぐりらしい。

独り身の俺を心配して……とはいうが、余計なお世話だ。
おかげで増えていく一方のそれらは、パッケージを開くこともなく新品のままテレビ台の下に並べられていく始末。

そこに先日は姉ちゃんからのお見舞いの品であるエロ本も加わり、タマも苦笑するほど最強の品揃えとなっていた。

「つくしっ、これ、よく見てみろよ。
全部、封を開けてねーだろ?
俺はこういうのに興味ねーから誤解すんな!」

「……エロ男。」

「はぁーーー、頼むからそんな目で見んな。」

「あんたの趣味はよく分かった。」

「だから、ちげーって!
これは、総二朗とあきらが勝手に、
…………
………………でもよ、
これ見てたら、なんかしたくなってこねぇ?」

「はぁぁ?!」

「とりあえず、喧嘩はあとにして、
……しようぜ。」





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「」



 2016_04_16






次の日が仕事だという牧野を車で家まで送り届けたあと、朝まで死んだように眠りについた。
久しぶりに満ち足りた体と心。

そんな俺の眠りを覚ましたのは、部屋に響くキッチンからの水音だった。


「タマ、来てたのか?」

「坊っちゃん、おはようございます。
昨日も邸に戻られなかったのでどうしたものかと心配で来てみましたけど…………、」

そう言って俺を怪しい目で睨むタマ。

「なんだよ。」

「どうやら、お客様がいらしてたようですね。」

「……ああ。」

タマの視線から目をそらすようにソファにドカッと座ると、その横にタマも座りやがる。

「冷蔵庫の中身で料理して、きれいに容器も洗ってありましたけど、女性の方ですか?」

「……まぁな。」

「ほぉーー。」

「その目はなんだよ。」

ジロッと俺を見つめて「はぁーー」なんてため息をつくタマ。

「坊っちゃん。
坊っちゃんの私生活に口出しするつもりは毛頭ありませんけどね、慎重に行動してくださいましよ。」

「……ああ。」

「女性の方を部屋に入れるということは、それなりに本気の相手だとは思いますけど、付き合いが浅い内は警戒するに越したことはありませんからね。」

タマはどうやら俺が新しい女を部屋に連れてきたと思ってるらしい。
つくしがキッチンもバスルームも綺麗に片付けて帰ったとはいえ、二人分のコーヒーカップやバスタオル、取り換えたシーツが置いてあるこの状況からみて、女を連れ込んだのは一目瞭然。

元々、家事なんてするつもりもないこの部屋には洗濯機は置いていない。
定期的に来るタマが洗濯物を持ち帰り、綺麗にしてここに運んでくるから今まで必要だとも思ってなかったけど、それを知ったつくしはすげぇ慌てて、

「えっ、洗濯機ないの?
じゃあ、これ……どうすんのよ。」

と、俺たちの愛液たっぷり含まれたシーツを見て呆然と立ち尽くしてた。

そんなあいつを思い浮かべて思わず口元が緩んだ俺に、
「坊っちゃん、顔がゆるんでますよ。」
と、小言を言うタマ。

「そんなに、ステキな女性ですか。
坊っちゃんにそんな顔させるなんて。」

と言うタマは、俺がつくしをずっと忘れられずにいることを知ってる。
だからか、こんな俺を見て少し悲しそうな顔をしているのを見るのは堪らない。

「タマ、……つくしだ。」

「……はい?」

「だから、昨日ここに泊まって一緒に過ごしたのはつくしだよ。
変な誤解してんじゃねーよ。」

そう言う俺に、しばらく固まったあとすげぇでかい声で叫ぶタマ。

「坊っちゃんっ!」

「うっせぇーな。鼓膜が破れるだろーが。」

「ほんとですか?つくしと?
どうして、いつの間に?」




老婆を興奮させるもんじゃねぇ。
根掘り葉掘り詮索がしつけーんだよ。
このあと一時間以上続いたタマからの尋問に俺はつくづくそう思った。







その夜、つくしの親父さんから電話が来て親父さん行き付けの店で会うことになった。
古くて小さな居酒屋だが、店の雰囲気も出す料理もなかなかだ。

「俺の方から電話すべきなのに、すみません。」
そう言って頭を下げる俺に、

「道明寺さん、頭を上げてください。」
と言ってくれる親父さん。

「つくしに怒鳴られてやっと気が付きました。
あの子はずっと感情を押し殺していたんだって。
自分が一番幸せなときは道明寺さんといるときで、あなたが笑ったり怒ったりするのを側で見ていたかったと。」

「……あいつがそんなことを?」

「ええ。
つくしの幸せを一番に考えて逃げ道を作ってあげたつもりでしたが、それはあの子にとって暗く寂しい道だったようです。」

そう言った後、日本酒を一気に口にする親父さんに、
「お義父さん、ゆっくり飲んでください。」
と声をかけるが、だいぶ酔いも回ってきているらしく、ニヒヒぃーと笑った後、またお猪口に酒を次ぐ。

「道明寺さんは?」

「はい?」

「つくしと別れてからどうしてました?
やっぱりそれなりにお見合いとか、縁談とか、」

そう聞く親父さんにきっばりと言い返す。

「ありません。」

「……そう……ですか。」

「俺は、あの時から変わらずあいつを愛してます。」

「道明寺さん……グス……あり……がとうござ……います。
グス……僕はダメな親父ですけど、……グス……つくしだけは立派に育ちました。
いや、進も……グス……それなりにですが。」

「はぁ。」

「だから、……道明寺さん、グス……つくしを頼みます。」




牧野の親父さんには酒を飲ませちゃいけないらしい。
泣き上戸に加え、笑い上戸という最悪な酔っぱらいと、このあと店が閉まるまで酒を交わす羽目になった。



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 2016_04_14






リビングのソファに座り、横目でつくしをチラリと見ながら、片手でこっそり股間に手を置く。

マジで……やべぇ。

思春期のガキじゃねーんだから、ここまで反応するかっつーほど俺の下半身は正直で、つくしの仕草一つ一つにまともに反応しやがる。

昨夜は長くなるどころか、少しの休憩を挟んでほとんど寝かせてやれなかった。
そして遅くに目覚めた今日も、俺の大きめなシャツに身を包み薄着で部屋を歩くつくしを見るたびに、飽きることない欲望。

おかげで、俺の下半身は常に半勃起状態をキープし続ける有り様。

「つくし、」

「ん?」

俺にコーヒーカップを手渡してくれるつくしの手をそのまま掴むと、俺のとなりに座らせて後ろから抱きしめる。
柔らかい2つの膨らみを両手で包み込み、先端を指で刺激してやると、硬くなる乳首と同時に俺の半勃起状態だったものが、戦闘態勢へ。


「もうっ、……少し休ませて。」

「分かってる。」

そう答えながらも、つくしが着ているシャツを強引に脱がして背中に唇を這わせていく。

「つかさ…………、」

「少しだけ。」

さっきまでシャワーを浴びながら散々愛し合ったはずなのに、まだまだこいつが足りない。
いい歳した男が、7年も我慢してきたんだからやりてぇことはいくらでもある。

つくしのパンティの中に手を差し入れ、中指をゆっくりと沈み込ませていくと、ギュッ体を硬直させるつくしが可愛くて、キスをしながら体から力が抜けるのを待って足を大きく開かせた。

「ヤダ……。」

「指入ってんの、全部見えるぞ。」

「ヤッ……ンッ……」

「すげぇ気持ちぃ。
ずっと入れておこうか?
俺はそれでも構わねぇけど……」

「んっ……や、ダメ…………」

中指を入れたまま溢れる愛液を舐めあげるとピクピクと反応するこいつが堪らない。
挿れるのはもっと後で、
たくさん鳴かせて、
たくさんイカせて、
たくさん味わってから、
仕上げに奥まで突いてやる。






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短いですが、がっつりRに仕上がってしまいましたぁ。そこの学生さんっ、読まなかったことにしてくださいっ。




 2016_04_13




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Author:司一筋
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